材料/作り方
- 切り干し大根:1袋(60g)
- 水:600ml
- にんじん:小2本
- めんつゆ(3倍濃縮タイプ):大さじ3〜4
- STEP1切り干し大根を水でもどす
切り干し大根をボウルに入れ、ざっと洗って水気を切り、水600mlを入れる。
もどし時間は商品に記載されている時間を目安にする(今回は約10分)。※水の分量は切り干し大根がもどったときに、ひたひたになっているくらいが目安。もどし汁は後ほど使うので、あまり多すぎない方がよい。
- STEP2にんじんを切る
にんじんは千切りにする。
- STEP3切り干し大根の水気をしぼる
もどした切り干し大根は水気をしぼる。長い場合には、全体をざく切りにする。
※切り干し大根のざく切り
まな板の上に食パンくらいの大きさに広げ、縦横とも3〜4等分になるように包丁を入れる。 - STEP4切り干し大根、にんじんを煮る
鍋を中火で温めて油を入れ、2、3を加えて炒める。
全体に油が回ったら、1のもどし汁を食材が1/2〜2/3くらい浸かる程度入れ、めんつゆを加えて味を整える。
落とし蓋をして弱火にし、10分ほど煮る。調理が終わったら、バットにあげて粗熱を取って保存容器に入れる。
ポイント
切り干し大根のもどし汁で自然の甘みを
レシピによっては、だし汁に砂糖+醤油で煮るパターンが多いのですが、今回は切り干し大根のもどし汁を煮汁に使っています。大根本来の甘さが引き立つので、だしや砂糖を入れずにめんつゆだけで仕上げています。
最初はもどし汁を捨てるのがなんだかもったいないな〜と思って試しにやってみたところ、思いの外良かったので定番の作り方になりました。ただ、普段から薄味に慣れていない方には物足りないかもしれないので、だしや砂糖などを適宜プラスしてください。
調理が終わったら粗熱を取って食感を残す
個人的は切り干し大根のコリコリした食感が好きなので、コリコリ感を残すように調理しています。
特に、調理が終わった後に鍋に入れっぱなしだと、火が通って食感がなくなってしまうので、バットにあげて粗熱を取るようにしています。
また、切り干し大根の状態によっては、1の水もどし時間や3の煮る時間を短くしたりします。
フライパンではなく小鍋で
炒めてから煮るという工程なので、昔は26cmのフライパンで作っていました。
あるとき、別の料理でフライパンが使えず、たまたま20cmの鍋で作ってみたところ、思った以上にふっくらとした仕上がりに。
フライパンだとより「コリコリ感」が強調されますが、鍋だと「コリコリ感」もありつつ「ふっくら」と仕上がるので、それ以降は鍋で作るようになりました。
調理時間は同じでも、フライパンと鍋ではここまで違ってくるのか、と感心しました。
アレンジ
ちょい足し食材としては、非常に使い勝手のよいおかずです。我が家ではこんな料理にちょい足ししています。
- 卵焼き
- みそ汁/お吸い物
- 卯の花
あとは、ざく切りにした切り干し大根に手でさいた蒸し鶏を加え、マヨネーズに塩・こしょうで味付けをして、サンドイッチの具材にしても面白いです。