世界は電線でつながっている! 電柱と送電鉄塔をめぐる冒険

こんばんは。歯を磨きながらぼーっと庭を眺めていたらオナガが飛んできて、驚きのあまり吹き出してしまった、くまさんです。

今日は、というか今日も、皆さんを置いてけぼりにするような話です。

電柱や鉄塔っていいですよね

早速ですが、私は電柱や送電鉄塔が好きです。「電柱マニア」とか「鉄塔マニア」と呼べるようなレベルではありませんが、面白いな〜と思いながらあれこれ見ています。

ごちゃっと電線が入り組んでいる電柱であったり、

何もないところに、ただ送電鉄塔だけがポツンと立っていたり、

パッと見は同じようでも、じっくり見ていくと個性があるというのでしょうか。見れば見るほど面白く感じてくるものです。電柱や送電鉄塔を見て、面白いな〜と感じる理由は主に2つです。

電線のつながった先には人の暮らしがある

電柱や鉄塔が必要なのは、私たちの住んでいる場所に、電気を運ぶためです。当たり前ですけれど、電線の先には電気を使う人がいて、そこで誰かが生活していたり、何かを建設していたりします。

人里離れた山の中であっても、その先には電気を必要としている人がいて。さらには、そこへ電気を運ぶために、いろいろな人の力によって送電鉄塔が建てられ、電線が張り巡らされたというのは、結構なロマンがあるな〜って、見ていて思います。

実物を見るのもいいですが、地図を見ながら電線がどう張り巡らされているのかを見るのも楽しいです。国土地理院の地図では、送電線の地図記号も記載されているので、電気になった気持ちで、送電線をたどっていくのもいいもんです。

ちなみに、送電線の記号は「‥」が等間隔でついた直線です。地図上では、西新井橋の西側、中央の「荒川」という文字の西側、扇大橋の西側に合わせて3本の送電線があります。(表示されない場合は、地図を縮小してみてください)

土地の条件に合わせて作られた機能美

もう一つの理由は、やはり美しさです。電柱や送電鉄塔って、芸術性を求めて作られた訳ではないのに、キレイだなと思いませんか?

電気を送るために必要な高さや丈夫さを求めつつ、コストを最低限に抑えると、やはり機能美というものが生まれるのでしょう。

さらに、建てられる場所によって、形状も変わってきます。街中で普通に見かける電柱ですが、①のコンクリートの柱みたいなのと、②の黄色い筒から出たワイヤーみたいなのがあります。当たり前ですけど、これらにも実は意味があるんですよね。

電柱を見るのが面白くなるポイント

先程の写真にあった、①のコンクリートの柱みたいなのと、②の黄色い筒から出たワイヤーみたいなのは、どちらも電柱を支えるために備え付けられているものです。

地中に埋められた電柱は簡単には倒れないよう設計されていますが、電柱には電線がつながれています。電線だけでもかなりの重さになりますし、強風が吹いたり着雪があったりすると、電柱が倒れてしまう危険が高くなります。

電柱は電線の方向に引っ張られる力が働くので、電線の張り方を見れば、どの方向に倒れやすいかが予測できます。①のコンクリートの柱みたいなものや、②の黄色い筒から出たワイヤーみたいなものを使い、倒れるのを防いでいるのです。

まず、コンクリートの柱はつっかえ棒のようにして電柱を支えています。写真の電柱は電線がくの字に架けられており、電線の両方から強い力で引っ張られると、電柱は左の方向へ倒れてしまうでしょう。倒れる方向に対して、斜めにつっかえ棒となる柱を設置することで、電柱が倒れるのを防ぎます。

一方、黄色い筒から出ているワイヤーは、倒れる方向とは逆方向に引っ張って電柱を支えています。この電柱は右側のみに電線が張られているので、強い力が働くと右側へと倒れてしまうでしょう。そこで3本のワイヤーを張って電柱を支えています。

ちなみに、コンクリートの柱になるかワイヤーになるかは、その土地の条件によります。例えば、先程の左側から支えていたコンクリートの柱の代わりに右側にワイヤーを張ろうとしても、道路を横切る形になってしまうと邪魔で使えません。その場所に合わせて、コンクリートの柱を使うか、ワイワーを使うかが分けられているようです。

まだまだ奥が深い送電線の世界

このようなことを話してきましたが、私は「見ていて面白いな〜」と思うレベルに過ぎません。ただ、色々と見ていけば見ていくほど「あれってどうなっているんだろう?」と思うことが続々出てきます。

送電鉄塔とかは色々な形があると聞きますし、変電所の中がどうなっているのかというのも気になります。あとは碍子がいしについても、色々調べてみたいな〜って思っています。ちなみに碍子がいしとは、電柱と電線を繋ぐための絶縁体です。

知れば知るほど知らないことが増えていくというのは、不思議なものですけれど楽しいものです。電柱や送電鉄塔も、意識して見れば面白いことが色々と詰まっているんですよね。今後も変なものに面白さを感じることは良くあるので、これからもよろしくお願いします。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

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